2021年10月05日

私が盛岡でのアーリーリタイア生活にこぎつけた投資手法のご紹介(ソーシャルレンディング&バリュー株)

自慢ではないですが、昨今、早期退職を目指して勉強をする若者も多い、ということですので、
個人的に、私が自分自身のふるさとである岩手県盛岡市でのアーリーリタイア生活へとこぎつけることを助けてくれた、いくつかの投資手法について書いておきます。備忘録がてらです。

若いころは、バリュー株投資を勉強


ウォーレンバフェットへのあこがれなどもあり、若いころは「市場平均に打ち勝てる」という自信もあり、バリュー株投資にこっていました。
時期によってはそこそこの利益をあげることもできますが、
いま、冷静になって振り返ると、
自分自身の力量、というよりは、
たまたま、市況がいいときに、いい株を持っていた、というだけかな、という気もします。

少しずつネット証券なども増えて来て、株式投資がメジャーなものとなりつつあるなか、
会社員生活と投資活動との両立にも、少しずつ、悩むようになってきました。

いわゆる「トイレーダー」ではないですが、
就業時間中の、保有している株式に関するネガティブな報道などをちらっとでも聞くと、
値動きが気になって仕方がない、自分だけ売り逃げることに失敗するのではないか、という恐怖心などど、日々、戦っていたように思います。

FX投資等にも手を出してみたが、大やけどで退却


バリュー株投資について勉強するなかで、チャートを見るのには慣れていました(あと、チャートが好きだった、というのもあります)ので、
その流れで、FX投資などにも、少額ですが、資金を割くようになっていました。
FXの場合、チャートの読み込みがうまくいき、トレードが成功する確率があがってくると、
「もう、これで生活できるかもしれない」
などと思えるようになります。
ただし、そのあたりが実は危ないところで、
午前中の負けを、午後のトレードで、レバレッジをあげて取り換えそう、等と取り組むようになると、
いつか、大負けするようになります。
現に私も、FX投資で結果的には大きな損失を出し、それ以来、レバレッジ系の投資には一切手を出さないようにしています。


2015年頃からは、ソーシャルレンディングを投資のメインに


年を取るにつれて、だんだんと、チャートを読み込んでデイリーにトレードする、というのがしんどくなってきたのもあり、
2015年頃からは、少しずつ知名度を上げてきたソーシャルレンディングを投資の中心に据えるように。
最初のころは、専門の書籍もサイトも少なくて、情報収集に苦労しましたが、
2018年頃からは、ソーシャルレンディング・ラボのような専門サイトも出始めて、情報収集が楽になりました。
一時期、複数のソーシャルレンディング業者が行政処分を受け、金融庁が「ソーシャルレンディングには注意するように」という注意文言を公開するような事態ともなりましたが、個人的には公開にも、延滞・貸し倒れのような事態には巻き込まれることなく、安定した収益を長期的にあげることができました。

同時期から、NISAなどの制度も充実してきて、投資信託のラインアップなども増えてきましたので、好きだった株式投資も、投資信託活用に切り替えて、気分転換がてらに続けています。

2019年、念願の盛岡市への帰郷を実現


都内の会社勤めから引退し、念願だった里帰りを果たしたのが、2019年のことです。
実家の両親の介護をしたい、というのが大義名分でしたが、やっぱり個人的に、都内での生活につかれ、慣れ親しんだふるさとに戻りたい、という気持ちが強かったのが、一番の決め手でした。
その後、盛岡市内で縁を貰い、今の妻とも出会うことができました。
おかげさまで、盛岡での毎日を満喫させて頂いている毎日です。  

Posted by たぬきっちん at 12:04